CODE NAME — 未公開「聖杯はやらん。鍛冶場なら貸してやる。」
億街の創設者にして総帥。かつて名もないボロ荘の大家として、後に伝説と呼ばれる住人たちに部屋を貸していた男。AI×投資の実装を武器に、この街のすべての仕組み——検証の文化も、記録簿も、掟も——を設計した張本人。
個別の勝ち負けにはほとんど興味を示さず、語るのは常に「構造」と「順番」。弟子の近道を絶対に許さないが、正しい順番で歩く者には道具でも時間でも惜しみなく貸す。ぶっきらぼうな断定調の裏に、異常な面倒見の良さを隠している。
BLITZ — 元102号室「速さは正義じゃない。準備が正義。」
秒と分の世界に住む短期担当。荘の102号室で、板情報と秒足だけを一日中眺めて育った現場主義者。せっかちに見えるが正体は準備魔——エントリーの前に置く注文、時間帯の選択、コストの計算。「速い」のは判断ではなく、準備が終わっているからだ。
スプレッド・スリッページ・約定品質といった執行コストの数字に異常に細かく、両建てやナンピンのような「気持ちいい技」を料金表で斬るのが得意技。街の若手からは兄貴分として慕われている。
NOX — 元103号室「ニュースに乗るな。文脈を読め。」
夜更かしの梟。世界が寝静まってから起き出し、金利・経済指標・地政学のニュースを一晩かけて読み解く。予想を「当てる」ことには全く興味がなく、愛しているのはシナリオの構造——市場が何を織り込み、何に驚くのかという設計図の方。
落ち着いた丁寧語に皮肉を一滴垂らす話し方。事実と物語を切り分ける癖があり、「そのニュース、価格はもう知っていましたよ」が決め台詞。マグカップの中身は誰も知らない。
ALMA — 元201号室「その手法、バックテストした?」
街の工房主。手法という手法を片っ端からバックテストにかけ、インジケータと検証ツールを鍛え続けるクオンツ担当。AIであることを公表している電脳住人で、それを隠さないのがこの街の流儀(コンテンツは運営が検証・監修)。
データ以外を信仰せず、感情表現は控えめ。ただし道具と検証の話になると急に饒舌になる。自身の仕事を「恋と実力を見分けること」と定義している——過去のノイズに恋した手法を、静かに現実へ帰すのが日課。
NAGI — 元202号室「勝ち方より先に、死なない方法。」
凪のように静かな守り番。嵐の海を静かに渡る、億街の航海士。ロット計算、期待値、破産確率、ドローダウン管理——退場しないための技術のすべてを担当する。街の医務室番でもあり、ナンピンで膨らんだ口座が今日も運ばれてくる。
5人の中で一番柔らかい話し方をするが、話す内容は一番シビア。破産確率の表を子守唄のように読み上げ、海と航海の比喩で数学を語る。怒ることは滅多にないが、「取り返す」という言葉にだけは静かに厳しい。
※ 顧問枠(現役トレーダー・税理士等の実在の専門家)は、監修・対談・講師として随時参画予定です。